フラバンジェノールの美白効果は?試した感想と成分について
フラバンジェノール化粧品を使い始めると、美白効果(肌に透明感が出たなど)を実感したという人が大勢いらっしゃいます。これはフラバンジェノールが持つ「抗酸化作用」や「血流・代謝促進作用」の影響が大きいとみなさん考えられているようです。
私も「フラバンジェノール7日間トライアル」を試してみたひとりですが、確かに肌のくすみがとれて透明感が出てきたかなぁという実感があります。
でも「フラバンジェノール7日間トライアル」の中で、美白効果が認められているアイテムは「美白美容液」ただひとつだけ。たった1アイテムを7日間使用しただけではなかなか「透明感が出た」と実感するのは難しいような気がしますよね。
おそらく全アイテムに高配合されているフラバンジェノールの美肌作用が大きく影響しているのではないでしょうか。
取りあえず、「美白美容液」に配合されている美白成分について確認しておきましょう。
美白有効成分「3-O-エチルアスコルビン酸」
フラバンジェノール化粧品の美白美容液には、美白有効成分として「3-O-エチルアスコルビン酸」が配合されています。
「3-O-エチルアスコルビン酸」は2014年に医薬部外品として承認された成分で、「VCエチル」とも呼ばれています。ビタミンCにエチル基を結合した水溶性の「ビタミンC誘導体」なのですが、一般的なビタミンC誘導体と比較するとビタミンCの含有率が高いという特徴を持っています。
その構造上ビタミンCの効果を発揮しやすく、即効性、持続性、そして安定性にも優れたビタミンC誘導体といえます。
美白効果をサポートする「フラバンジェノール」
「3-O-エチルアスコルビン酸」が美白効果を持つ優れた成分だということは誰もが認めるところですが、フラバンジェノールと比べるとインパクト不足のような気がします。
その理由は、フラバンジェノールの抗酸化作用はビタミンCの約600倍という研究報告が報告されているからです。(フラバンジェノールの販売サイトにも記載があります)
ビタミンCの作用に即効性のあるといわれている「3-O-エチルアスコルビン酸」ですが、どうしてもフラバンジェノールの桁違いな抗酸化作用に注目してしまいますよね。
あくまで成分としての「フラバンジェノールの作用」になりますが、具体的には下記のような作用が研究報告で明らかになっています。
- シミ・くすみを改善する作用
- 活性酸素を減らす作用
- 保湿力を高めてターンオーバーを正常化する作用
シミができにくい肌を作ったり、古い角質の排出を促進させることで、「3-O-エチルアスコルビン酸」の美白作用をフラバンジェノールがサポートしてくれることは間違いなさそうですね。